■■【今回のご質問にお答えのコーナー】■■ 【いつ来てもおかしくない「東南海地震」、本当に備えは万全ですか?】
こんにちは!
今回も、お悩みにお応えしていきます!
奈良で注文住宅をご検討の方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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【いつ来てもおかしくない「東南海地震」、本当に備えは万全ですか?】
「東南海地震が30年以内に70%の確率で発生する」
──これは、多くの方が一度は耳にしたことのある、非常にインパクトのある数字です。
ですが実はこの“確率”という表現、
決して「30年間のうちに起こるかどうかは五分五分」といった意味ではありません。
むしろ「いずれ確実に起きる大地震が、もう間近に迫っている」と捉えるべきなのです。
特に、南海トラフ地震は100年〜150年周期で繰り返されており、
最後に発生したのは1946年の「昭和南海地震」。
すでにそれから80年近くが経過している現在、
専門家の多くが「いつ起きてもおかしくない」と口を揃えます。
私たちが暮らす奈良県は、海に面していない内陸部ではありますが、
南海トラフに近いエリアとして“強い揺れ”の影響は避けられません。
「津波の被害は少ない」と安心している方もおられますが、
「震度6強以上の激震」による住宅の倒壊リスクや、家具の転倒など、
生命を脅かす危険は十分にあるのです。
【「耐震」だけで本当に大丈夫? 注目すべきは“揺れを抑える”発想】
近年の住宅には耐震等級という指標があります。
確かに耐震等級3を取得していれば、一定の安全性は保証されます。
しかし、実際の大地震では「倒壊はしなかったものの、大きく揺れたことで壁にヒビが入った」
「家具が倒れ、けがをした」「再び住める状態ではなかった」という事例が数多く報告されています。
そこで注目されているのが、従来の「耐震構造」に加えた**“減震”という新しい考え方**です。
【ランドマークが採用する“減震ベース”とは?】
弊社ランドマークが標準仕様として導入しているのが、「減震ベース」という特殊な構造です。
これは、建物の基礎と地盤の間に設ける制震装置で、
地震のエネルギーを吸収・分散させ、建物への揺れの伝達を大幅に低減する仕組み。
たとえるなら、
「耐震」は体を固くして地震に耐える受け身の姿勢、
「減震」はしなやかに力を逃して衝撃を和らげる柔道のような身のこなしです。
特に、小さなお子様や高齢者のいるご家庭では、
地震による家具の転倒やガラスの飛散が大きな危険となります。
減震工法はそういった**“二次災害”を未然に防ぐ”**という点でも非常に有効です。
【免震と比べても、減震工法は現実的な選択肢】
では、いわゆる「免震住宅」と比べてどうか?というと、たしかに免震は理想的な構造です。
建物自体を浮かせて揺れを伝えない仕組みは、公共施設や病院などで採用されています。
しかし、住宅レベルで導入しようとすると、
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数百万円規模の追加費用
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メンテナンスの煩雑さ
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地盤条件の制約
といった問題が立ちはだかり、一般家庭ではなかなか手が出せません。
一方、ランドマークの「減震ブレーキベース」は、費用面・施工面ともに現実的で、
初めての家づくりにも導入しやすいのが特徴です。
【“命を守る家づくり”が住宅会社の使命です】
私たちランドマークは、単に「家を建てる」ことを目的としていません。
地震や災害という“予測できない未来”に備え、
大切な家族の命と暮らしを守るための住まいづくりを真剣に考えています。
性能の良い家は、どこの住宅会社でも“お金をかければ”可能です。
しかし、その性能を「どのバランスで」「どのように組み合わせて」
提案できるかこそが、住宅会社の設計力であり、“真の価値”だと考えています。
ぜひ一度、減震のこと、家づくりのことを、私たちと一緒に考えてみませんか?
次回の【ご質問にお答えのコーナー】でも、
皆さまのお悩みを解決するためのたくさんのヒントをご紹介していきます。
ぜひ、皆さまのご質問をお寄せください!
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