歳を重ねても、変わらない価値のある家。
奈良県で 「歳を重ねても、変わらない価値のある家」 を造るランドマークです。
「歳を重ねても、価値のある家」の関連になりますが、
今日は、愛娘の西宮市にある母校に用事があり、久しぶりに電車に乗りました。
鉄道オタクの血が騒ぎだします。
近鉄特急は、今日は、30000系ビスタカー。
直近の更新工事(住宅で言うリフォーム工事)を受けてはいませんが、2階の
曲面ガラスなど、大胆な設計は特筆に値します。
これですね、特徴の階段。
今日は2階を選びましたが、階下は足元が広大で、落ち着かないぐらいです。
ハイデッカー車ですから、連結部はやや車両間のずれが大きく、面白い。
車体のローリング(縦軸回転)やヨーイング(横ずれ)の変位が2階の
連結部に集中します。
甲子園の大屋根は完成後初めて。
ここには、山陽電車が乗り入れてます。
いつかは、近鉄名古屋~山陽姫路間の観光特急も実現できるかもしれません。
(いまは、阪神三宮まで、近鉄特急車両が入ってます)
今津駅の阪神本線から阪急今津線への連絡通路。
この両駅は90°になっています。
以前は阪急が阪神と平行のホームでしたので、
阪急電車の大きな車体が半径50m位の急カーブが大きなオーバーハングで
軋みながら曲がって入ってきました。
西宮北口で、今津線が分断されてますが、昔は、今津から宝塚はつながってましたので、
この駅で、神戸線と平面交差し、独特のリズムでダッダダ、ダッダダとポイントを渡って
いました。
今日のブログは住宅から外れましたが、
この電車が、 「変わらない価値」 の肝です。
阪急電車は、1960年製造の2000系や、2300系がいまの阪急電車のプロトタイプで、
<この56年、ほぼそのデザインが変わってません。>
外観の窓・ドア、内装の木目のデコラの模様、肌触りの良い緑のシート、
前面形状など。
これこそ、私の目指す、歳を重ねても変わらないデザインと仕様のこもった家とあい
通ずるものです。
思えば、56年前の阪急電車の設計者の素晴らしい先進性、
その伝統の車両デザインを維持する、技術者の姿勢。
日本の鉄道車両で、これほど息の長いものはなかなか見受けられません。
ランドマークの家もこうありたいものです。
特徴の、大きな軒の出は、やや建築費は上がるものの、
外壁の痛みが極端に少なく経年劣化が少なく、デザインも、美しい。
後々のメンテナンスコストを考えたものです。
で、西宮に、話を返しますと、
この電車、56年間ほぼ変わってません。快挙です。
待ち合わせで、駅前の喫茶店。
さすがに、学生街の西宮ですね、昼間は大学生でいっぱいになるある意味、レトロな
雰囲気です。
愛娘の母校。
名建築家、ヴォーリズの建物です。
阪神間は、このような、美しい洋館が数多くあり、とても好きな街です。
ちなみに、この北隣の大学の建物もヴォーリズの作で、もう一人の愛娘は
そちらが母校になります。
弊社のランドマークの家は、永く価値の残る家を目指してますが、
さらに、設計思想とデザインの優れた、
往年の名建築家フランク・ロイド・ライトの正規ライセンスの家も、
ランドマークが奈良橿原で唯一ご提供する会社になります。