■■【今回のご質問にお答えのコーナー】■■ 団信に加入できない場合の選択肢
こんにちは!
今回も、お悩みにお応えしていきます!
奈良で注文住宅をご検討の方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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団信に加入できない場合の選択肢(フラット35という現実的な道)
家づくりのご相談を受けていると、住宅ローンの段階で「団信(団体信用生命保険)に入れない
のではないか」と不安を口にされる方が少なくありません。
団信とは、住宅ローンの契約者がもし亡くなったり、高度障害になった場合に、
残りのローンを保険で完済してくれる仕組みです。
つまり、残されたご家族がローンを背負わずに、住まいを守るための安心の制度です。
しかし、持病がある方や過去の病歴で健康状態の審査に通らない場合、
銀行では「団信加入が必須」となっており、実質的に融資を断られてしまうことがあります。
「団信に入れない=家を建てられない」と思い込んでしまう方も多いのですが、実際はそうではありません。
正しく制度を理解し、計画を立てることで、きちんと家を持つことができます。
✅ まず理解しておきたい:銀行ローンでは団信は“原則必須”
多くの銀行では、団信への加入が住宅ローン契約の条件になっています。
なぜなら、金融機関にとっても「契約者が返済不能になってもローンが回収できる」ことが大切だからです。
このため、たとえ収入が十分にあっても、健康上の理由で団信が付けられないと、銀行は融資を承認しにくくなります。
つまり、「団信に入れない=銀行ローンが難しい」というのは事実です。

✅ それでも家づくりをあきらめる必要はありません
団信に入れなくても、住宅ローンを利用できる制度があります。
それが、【フラット35】です。
フラット35は、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供している長期固定金利の住宅ローン。
最大の特徴は、「団信加入が任意」であることです。
つまり、持病や過去の病気などで団信に加入できなくても、住宅ローンを利用できる仕組みになっています。
この「団信が任意」という仕組みこそ、フラット35の大きな強みです。
✅ フラット35のメリットと安心感
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金利が固定されている
長期固定金利なので、将来の金利上昇の影響を受けません。
返済額が一定で、将来の見通しが立てやすく、老後の資金計画にも安心です。 -
団信に加入しなくても利用可能
健康状態に不安がある方でも、融資の対象になります。
病歴や通院歴が原因でローンをあきらめていた方にとって、現実的で心強い選択肢です
✅ 団信に入らない場合のリスクと対策
団信に入らない場合、もし契約者に万が一のことが起きた場合、ローンは残ったままになります。
つまり、ご家族がその後の返済を引き継ぐことになります。
そのため、以下のような備えをしておくことが大切です。
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生命保険や共済を活用してカバーする
たとえば、掛け捨て型の定期保険を組み合わせて、万が一のときに住宅ローン残高と同額の保障をつける方法があります。 -
家計全体を見直し、無理のない返済計画を立てる
住宅ローンを“借りられる金額”ではなく、“返せる金額”で設計することが何より大切です。 -
家族全体で資金計画を共有しておく
いざという時に慌てないよう、家族間でローン残高・返済期間・資金の流れを共有しておくことも安心につながります。
✅ フラット35の手続きの流れ
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住宅金融支援機構が定めた基準に沿って建物が設計・施工されていることが条件となります。
(性能評価や検査を受ける必要があります) -
ローンの申込は、提携金融機関(銀行や信用金庫など)を通じて行います。
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団信に加入しない場合も、その旨を選択することで手続きが可能です。
建築会社側も、住宅金融支援機構の検査対応に慣れている必要があります。
ランドマークでは、これまで多くのフラット35案件を扱っており、書類や検査対応もすべてサポートしています。
💬 まとめ:家づくりの“道”は、ひとつではありません
「団信に入れないから、ローンは無理だ」と思われがちですが、実際には【フラット35】という強い味方があります。
これは、健康面の事情を抱える方でも「家を持つ夢をあきらめなくていい」制度です。
団信がない分、生命保険などで備える設計を組み合わせることで、
安心してマイホームを手に入れることが可能です。
住宅ローンも、建物と同じく“設計”が大切。
お客様のご状況に合わせて最適なプランを一緒に描くことが、私たちランドマークの役割です。
次回の【ご質問にお答えのコーナー】でも、
皆さまのお悩みを解決するためのたくさんのヒントをご紹介していきます。
ぜひ、皆さまのご質問をお寄せください!
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