特許ウレタン遮熱工法は宇宙服の断熱性が参考。
奈良県で、工務店直接契約の注文住宅を建てています。
価格と安心の価値をご提供できるのは、
営業マンの売る家でなく、建築士の会社ならではになります。
そのランドマークの家は、特に断熱工法で、特別な特徴があります。
特許ウレタン遮熱工法は、外壁の外部に貼るアルミシートが、
太陽光の熱い輻射熱(電磁波)を100%近く反射します。
アルミシートはその金属の特性で、電磁波である輻射熱を遮熱するのですが、
宇宙服の構造と、共通点があります。
プラス、マイナス数100度の温度差の中、宇宙の船外活動をする宇宙服は、
従来の「断熱」では体を守れませんので、アルミを混紡した複合素材で
出来ています。
建築学では、現在も、 「遮熱」 の概念がなく、
今でも 「断熱」 になり、今だにグラスウールが主流ですが、
これは、夏場にジャンパーを着てるようなもので、暑い夏の太陽光を
効果的に防げません。
このことに着目したのが、ウィンゲートの高屋社長で、
立命館大学の近本教授の研究室で環境試験で効果は確認され、
特許も得られています。
今日は、そのウィンゲートに久しぶりに行き、勉強会です。
京都府にあるウィンゲート社の場合は、電車で行くことが多いのですが、
その理由は、移動中にお客様や関係各社との連絡を連続的にできるからです。
京都駅のアトリウムの喫茶店で、スマホの充電も必要になります。
京都からは、嵯峨野線(山陰本線)で、園部に向かいますが、
その途中では保津峡の景観を眺められます。
のどかな町ですが、住宅会社でもあるウィンゲート社が、その南丹市周辺で、
年間60棟の施工実績があり、地域でダントツの一位になるのは、
特別な遮熱工法が評価されてるからにほかなりません。
これは、弊社にもあったデモキットですが、
この夏に、至近距離から電気ストーブで加熱した場合、
右の一般の家屋では、室内の温度が44度になりますが、
左のウレタン遮熱工法の壁では、室内の温度が27度にしかなりません。
ほとんど熱が通ってないのがわかります。
(宇宙服の家ですね)
内部は、高価な密度の高いウレタン断熱材を採用していて、
冬の断熱にも、特別な効果があります。
別の施工現場にも向かいましたが、常に10棟以上の施工現場があり、
いつでもいろんな工程の現場を見学できるのがウィンゲート社の強みです。
この特許工法の認定会社になるランドマークは、
ずいぶん前から、当地で多くの家を、特許ウレタン遮熱工法で建築していますが、
今日は、ウィンゲート社の高屋社長から、
その事業展開について、熱い想いを伺いました。
この工法が、日本中で爆発的に普及しても良いはずですが、
ウィンゲート社としては、大手住宅メーカーには特許を提供しないことに
していて、弊社のような地域の有力なビルダーにだけ供給されています。
過去に、大手住宅メーカーからの相談はあったとのことですが。
建築学の環境工学で、「遮熱」の概念がなく、「断熱」しかないため、
当分はこの宇宙服のような遮熱の家は、奈良県でもそうたくさん建つことに
なりませんが、ランドマークのお客様には、素晴らしい効果の家を
お建ていただくことができます。
帰りの特急電車は、コンセントのない車両でしたので、スマホのバッテリーは、
パソコンから充電します。
西大寺に来ますと、帰ってきた実感がわきます。
近鉄も女性運転士が増え、颯爽と走って行かれました。
私の2人の子供が女の子ですので、女性の活躍はうれしくなります。