返済比率など

住宅ローンには、様々な審査基準があります。

まず、始めに、

 

(1)返済比率

 返済比率とは、「年収」に対する、年間返済額の割合ですが、

 自動車ローン、クレジットカードのキャッシング枠、リボ払い枠、カードローン枠など、

 その他の返済があれば、その金額を合算し、住宅ローンが大きく減額される場合が

 あります。 

 そのような、各種ローンの返済額と年収との割合(%)です。

 

 返済比率の審査基準は、各銀行で異なるようですが、「フラット35」では、

 次のとおりです。

 年収  400万円未満は → 30%以下

     400万円以上は → 35%以下

 となり、400万円が節目になり、400万円以上の年収の方は、それ未満の方より

 とてもに有利になります。


CH049_L.jpg(2)審査金利

 各銀行により、審査金利が異なりますが、上記の「返済比率」を計算する場合に、

 計算する金利は、融資の金利ではありません。

 最近は0.7%台の低金利ですが、返済比率を計算する場合は、だいたい3~4%の

 金利で計算します。

 将来、金利上昇しても返済ができるか審査するので、理にかなっています。

 ただし、住宅支援機構のフラット35など、全期間固定金利の金融期間では、実際の金利

 で計算しますので、現在の低金利では変動金利より、固定金利の方が、融資総額に有利に

 なるものと考えられます。


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