■■【今回のご質問にお答えのコーナー】■■ 世界と逆行する日本の住宅政策:省エネ規制と家づくりの自由
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世界と逆行する日本の住宅政策:省エネ規制と家づくりの自由
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こんにちは!
今回も、奈良で家づくりをご検討中の皆さまから寄せられたお悩みにお応えしてまいります。
最近よく耳にするご相談がこちらです。
「どうして最近の家って、どれも同じようなデザインになってしまうの?」
「省エネとか、環境に配慮するのは大事だと思うけど…その分、建築の自由がなくなってる気がする」
たしかに今、日本の家づくりは急速に“制度ありき”の方向へとシフトしています。
その一方で、世界各国では「選ぶ自由」や「個人の価値観」を尊重する住宅政策が進んでいるのです。
今回は、そんな「住宅政策の世界標準」と日本の現状を比べながら、
なぜランドマークの家づくりが注目されているのか、その理由に迫っていきます。
■ 世界のトレンドは「多様な選択肢」、日本は「一律義務」
欧州諸国では、住宅の高性能化と自由な設計を両立させるような制度が採られています。
たとえば、断熱性能の水準は一定の基準を満たせばよく、
工法や素材、デザインなどは施主が自由に選べるようになっています。
太陽光パネルや再エネ設備も、「義務」ではなく「選択」としての扱いです。
しかし日本では、2025年の省エネ基準の義務化をはじめ、
■ ZEH住宅(ゼロエネルギーハウス)の推進
■ 太陽光発電の設置“努力義務化”
■ 高性能なサッシや断熱材の強制導入
といった政策により、自由設計が実質的に困難になる局面が増えてきました。
これにより、どうなるか?
✅ 外観がどれも同じような“総二階・片流れ屋根”の家に集中
✅ 規格化された断熱・設備により価格が高騰
✅ 住む人の生活スタイルや家族構成に合わない間取りの増加
つまり、省エネや脱炭素という大義名分のもと、
個人の「暮らし方」や「価値観」が置き去りになりつつあるのです。
■ 家は“国策の道具”ではない――本来の家の役割を考え直す
たしかに、地球環境を守る取り組みは重要です。
しかしその手段が、「全国民が同じ基準の住宅を建てること」だとしたら、
それは明らかにやり過ぎです。
家は、人が家族とともに暮らし、人生を送るための“最も個人的な空間”です。
それを画一的な制度で縛ってしまうのは、
「服は全員制服だけ」「食事は全員定食だけ」と言うのに等しい状態です。
さらに、再エネ負担金や断熱改修の義務化によって、
■ 建築コストが100〜200万円上乗せされる
■ 光熱費は下がらないのに設備投資だけ増える
■ 国が決めた仕様に合わせるだけで、“意味のある家づくり”ができなくなる
こうした現実が、今まさに多くのご家庭を悩ませています。
「誰のための政策なのか?」
「本当に私たちの生活を豊かにしてくれるのか?」
こうした疑問を持つことは、家づくりをするうえでとても大切です。
■ 設計事務所ランドマークが守り続ける「家づくりの自由」
このような流れの中でも、奈良県にある私たちランドマークは、
「暮らす人にとって意味のある家づくり」を守り続けています。
✅ 設計士が最初から最後まで直接対応
✅ 標準仕様でアルミ遮熱工法+制震工法を採用し、ローコストでも高性能を実現
✅ 太陽光は義務ではなく、お客様の意思で導入の可否を選べる
✅ 断熱・耐震も、必要な性能を見極めて過剰投資にならないようご提案
何よりも、「設計の自由度」を守りながら、住む人が本当に納得できる家を一緒につくる、
これが私たちの信念です。
家族構成、趣味、価値観、ライフスタイル…。
すべてが違うお客様に対して、「この基準に合わせてください」と言うのではなく、
「この基準の中で、どうやってお客様らしい暮らしを実現するか?」を
考えるのがプロの設計士の役割だと信じています。
■ 住宅政策の先にある“住まいの本質”を見失わないために
これから住宅を建てようとしている皆さんに、ぜひ考えていただきたいことがあります。
それは、「省エネかどうか」ではなく、**「この家でどんな人生を送れるか」**という視点です。
補助金や制度に流されることなく、家族の価値観を軸に家を考えたとき、
きっと「自由な設計で、自分らしく暮らせる家」が一番の理想になるはずです。
ランドマークは、設計事務所としてその理想を追求し、
“手の届く価格で、本当に価値ある住まい”を実現しています。
大手ハウスメーカーや建売住宅では得られない、
設計と暮らしの一体感をぜひ体感してください。
いかがでしたか?
家は「制度に合わせるための建物」ではありません。
家族の未来に寄り添い、毎日を豊かにするための器です。
ランドマークでは、制度や時代の流れに流されることなく、
お客様一人ひとりの理想をかたちにする“自由設計の家づくり”をご提案しています。
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次回の【ご質問にお答えのコーナー】でも、
皆さまのお悩みを解決するためのたくさんのヒントをご紹介していきます。
ぜひ、皆さまのご質問をお寄せください!
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