■■【今回のご質問にお答えのコーナー】■■ 子育て世代の家づくりにおいて、もっとも大切なのは「子どもの安全を守ること」です。
こんにちは!
今回も、お悩みにお応えしていきます!
奈良で注文住宅をご検討の方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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子育て世代の家づくりにおいて、もっとも大切なのは「子どもの安全を守ること」です。
特に小さなお子さまは元気いっぱいで、大人の予想を超える行動をするもの。
ふと目を離したすきに階段から転げ落ちそうになったり、
窓から身を乗り出してしまう危険は少なくありません。
設計の工夫ひとつで未然に防げる事故も多いため、安全性を意識した住まいづくりが欠かせません。
🌀 階段の安全ポイント
階段は家の中でも特に事故の多い場所です。
小さなお子さまは足の長さに比べて段差が高いと昇り降りに苦労し、転倒の原因になります。
そのため段差を低めに抑え、踏み面を広く取ることが理想的です。
手すりは大人用の高さに加えて、子どもの手が届く位置にも設けると安心。
さらに、階段を一直線にせず途中に踊り場を設ければ、万が一の転落時の衝撃を和らげる効果もあります。
また、最近は「階段ゲート」を取り付けるケースも増えています。
ベビーゲートのように開閉できる柵を設けることで、
まだ階段を安全に使えない年齢のお子さまを守ることが可能です。将来的には取り外せる可変設計にしておくと便利です。
🌿 窓まわりの工夫
窓からの転落事故は、特に小学生未満のお子さまに多いといわれています。
大きな腰窓は便利ですが、お子さまがよじ登って外に出てしまう危険性も。
安全性を高めるためには、腰窓よりも高窓を採用し、
開けても外に乗り出せないようにすることが大切です。
さらに、窓の下に家具を置かないように配置計画を工夫することも予防になります。
開口制限ストッパーを設けるのも有効です。
例えば、窓を10cm以上は開かないように制御する金具をつければ、
換気はできても子どもが外に出ることは防げます。
また、窓ガラスには飛散防止フィルムや安全ガラスを採用することで、
万が一ぶつかってもガラス片が飛び散りにくく安心です。
🪵 細やかな安全配慮
階段や窓以外にも、家の各所に危険は潜んでいます。
階段や家具の角を丸く仕上げる、床材は滑りにくいものを選ぶ、扉の開閉には指はさみ防止機能を設けるなど、
小さな工夫が日常の安心につながります。
特にリビングは子どもが長い時間を過ごす場所ですので、安全かつのびのび遊べる空間に仕上げたいものです。
🏡 成長に合わせた安全設計
ランドマークでは「子どもが小さい時の安全」と「成長した後の快適さ」の両立を大切にしています。
例えば幼児期には階段ゲートやストッパーを活用し、成長に合わせて撤去する。
窓も成長に応じて開口制限を調整できるようにする。
安全設計を“今だけ”ではなく“長く暮らせる工夫”として考えることが、安心できる家づくりにつながります。
子どもは家の中で多くの時間を過ごします。
その空間が安全であることは、家族にとって最大の安心です。
ちょっとした設計の工夫で「ヒヤリ」を未然に防ぎ、家族みんなが笑顔で暮らせる住まいを実現していきましょう。
次回の【ご質問にお答えのコーナー】でも、
皆さまのお悩みを解決するためのたくさんのヒントをご紹介していきます。
ぜひ、皆さまのご質問をお寄せください!
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