木の家づくり
桜井市の大手材木店の、画期的なカタログ
奈良県で、注文住宅・一戸建てを建築するランドマークですが、
家づくりに欠かせないのが、材木の素材の魅力の活用です。
このたび、お付き合いの深い、桜井の大手材木店の吉田製材㈱が、
3年の歳月をかけ、満を持して制作したカタログが完成し、専務様からいただきました。
吉野ヒノキ専門店ですが、現在は、その他の樹種も数多く扱われています。
その象徴は、この表紙・・・杉ですね。ここに、同社の経営判断が現れています。
建築専門家用ではなく、一般の方、施主様にわかりやすく作られています。
これは、従来の材木店のカタログに無かった、画期的なものです。
この、天然ヒノキのフローリングは、ランドマークの家に多用しています。
木のぬくもりが、心地よいものです。
素人さん用に、わかりやすく編集され、
玄関の式台や、軒天井の化粧垂木もわかりやすく写真で紹介されています。
ここがツボで、専門家にはくどいですが、役にたち
素人にはとても判りやすい。
しかも、高級木材のカリンなども、わかりやすい。
ちなみにカリンは固く、女性の靴のピンヒールでもキズがつきにくいもので、
高級ブランドバッグ販売店の店舗床にも採用されていて、参考になります。
カウンター用の板の在庫も多いです。
その板の表情を見て、購入すると、世界にひとつしかない、カウンターや机ができます。
階段の種類は、これを見ながら、施主様との打ち合わせができそうです。
あくまで、女性目線で、優しく作られたカタログ。
3年の歳月の成果ですので、大切に、使わさせていただきたい、珠玉のカタログと言えます。
木の家づくり
個性派の、銘木店(材木店)
このたび、日本経済新聞に紹介された、奈良県宇陀市の、
「森庄銘木産業」 さんは、 「天然乾燥木材」 にこだわる、銘木店です。
むろん、普通の機械釜で乾燥する木材もありますが、
同社の特徴は、頑なに守り続ける 「天然乾燥木材」。
ご縁があって、訪問しますと、大きな倉庫群の中に、内部の壁に 「土壁」 を施した
「自然乾燥の銘木倉庫」 がありました。
このたび、第二の 「自然乾燥倉庫」 をご建築されるにあたり、
弊社ランドマークが、この倉庫の開発・建築関係の許可申請に携わることになりました。
現在は、巷では、外材の使用が多いのですが、
吉野などの国産材を山から伐り出し、山に40日ほど放置(乾燥)し、
倉庫に持ち帰ってから、皮をむき、さらに、土塗りの 「自然乾燥倉庫」 で長時間の
乾燥をするのです。
倉庫を拝見しますと、銘木の肌合いや風格を再認識させられました。
森庄銘木産業さんの提唱されるように、
洋風の家にも、大黒柱を見せる家があっても良いのではないかなと、あらためて、
思うようになります。
奈良県で、注文住宅を建築するランドマークですが、是非このような家づくりをしたいと
思っています。